$ 0 0 月陽炎第二夜覚醒の夜 父の容態も良くなり、有馬家へと戻って来た“悠志郎”。“柚鈴”の笑顔と共に有馬家は再び穏やかな笑みに包まれた。 そんな中、“美月”は、自身の体調の変化に不安を覚えながら、柚鈴への変わらぬ想いを抱く悠志郎に惹かれていった。 下弦の月の夜、不思議な力によって神社の森に呼び出された美月。